浦和レッズ - 横浜Fマリノス (埼スタ)

決定機数前半(レ.マ)
15分まで
.2
3
.1
.1
30分まで
3
.7
.2
.1
.6
45分まで
膠着
1
前半合計0.7:2.0、スコアレス

決定機数後半
60分まで
3
1
4
2
.3
75分まで
1
.4
.8奥
90分まで
4
6
.6
.8
.2
3
4
2
後半合計3.0:2.1、スコアレス
試合合計3.7:4.1、スコアレスドロー。
非常に守備の強い試合で、お互いにシュートは打ってもまだ前にDFが複数いるとか遠いとか決定率の低いシュートがほとんどであった。
浦和は前線の連携を寸断され、1対1、いや1対複数の勝負を仕掛けざるを得なくなっていた。最近はアレックスの裏を狙われることが多く、後ろ髪を引かれながらになるためか左の攻めに精彩を欠く。清水エスパルス時代は誰がアレの後方をカバーしていたのだろうか…ああ、戸田か。じゃあボランチの一角を内舘さんにするのも一つの手かもしれない。アレックスが低い位置から全速力で駆け上がりそこにパスが出る、と言うのがアレの生かし方だと思うのだが以前からその形になることが少ない。アレックス自身がレッズプレスでコメントしていたようにポンテ加入後は中央からの攻めが増えて両WBはオーバーラップのタイミングを計り損ねているかのようにも見える。
サイドアタックは引かれた際の手段として今年から重視していた筈で、そこが上手くバランスしていないのが苦戦の原因の一つではないだろうか。
マリノスも調子の上がらない坂田と連携の中で威力を発揮するグラウの組み合わせで大きなチャンスはセットプレイがらみが主。奥が動き回ってチャンスに絡む、この奥絡みのシュートがこの試合で最も決定率の高いシュートだった。それも都築がファインセーブを見せて終了。
前半の全員での押し上げが前線の渋滞を生み、むしろ後半の分断サッカーの方が機能していたのは皮肉だった。