浦和レッズx川崎フロンターレ (06ナビ準々決#1、駒場スタジアム)

ken_wood2006-06-03


伸二・アレックス・坪井を欠く浦和、フルメンバーの川崎。
決定機数

15分まで
:1 マルクス
0
0 闘莉王
:2 我那覇
:3 我那覇
7 ゴル'10相馬→シトン
2 FKから闘莉王
30分まで
9 ロビーGK好守
:7 ゴール'19ジュニーニョサイドから入れられ記憶違い、マルクスのミドルがこぼれたらしい反転気味
1 FKロビー
0 啓太突貫
4 崩して啓太
0 相馬切れ込む
:2 ジュニ裏角度浅く
45分まで
:9 ゴール'31乱戦ノーマーク中村
:10 波状

前半決定機数2.3:3.4、得点1:2。

奥谷主審に怒ってリズムを崩す。怒るのは分かる。

60分まで
7 崩すが永井ふかす
0 相馬のいいクロスだったが
6 ゴール'49CKからシトン
ギドしきりに上がれと身振り手振り。
75分まで
:9 ゴール'63マルクス完璧なスルーパス
:1 角度なし
:0FK遠い
10 ゴール'67シトン←平川↑永井
5 永井横パスを選択
9 ゴール'74シトン神
90分まで
:1? CKから
:0 ロング
0 シトン体勢悪し
3 岡野
:1 折り返して
:1 CKから混戦

後半決定機数4.0:1.3、得点3:1。
全体決定機数6.3:4.7、得点4:3。浦和レッズ1stレグ勝利。


正直なところを言うと勝つとは思っていなかった。肩の脱臼が治ったばかりのポンテは本調子から遠く最大の武器であるキープ力がガタ落ち、同じく怪我明けの闘莉王は前半早々に何でもないタックルでどこかを痛める。
対して川崎は代表も無く本調子。先々週には鹿島を軽くひねって見せた。


が、浦和はその川崎を凌駕した。
ポイントはまずは闘莉王、彼の奪った後、ボールを受ける状態にある味方を正確にかつ間を置かず見つけ出し配給する能力。失点は多かったがそれは負傷の後遺症とDF陣全体の集中の欠如が原因。これはおそらく主審への不満と、「こりゃ下手に当たれないな」と言ったメンタルのチェンジの隙だと思う。普段ならば中盤から飛び込む相手にもMFがマークに着いている筈だし、そうそう飛び込む相手にパスなど出させない。
そしてスタミナ、運動量は前半こそ川崎の方が多かったが、後半目に見えて減っていく川崎のそれと比べて浦和はどっちかと言うと調子を上げて行った印象。後半は確実に走り勝っていた。
結局、今日も地力として順当に勝利を手に入れたと言うことだ。どのチームも「はまれば」浦和を凌駕するが、地道にはまらせない様にファイトし続ける浦和をトータルタイムで凌駕することは大変に難しい。
まぁ決勝点の4点目はワシントンがワシントンでなければ無かったであろう。前にGK含めて3〜4人いるのに体感のずらしとキックフェイントで全員無力化してしまった。


前回、関塚監督は「川崎を勝たせない力が働いた」というようなことを言った。今日はワシントンと佐原(?)が競り合って走ると佐原が「ワシントン側にバランスを崩して倒れ込んだ」のをシトンのファールとジャッジされたり、誰が見ても「浦和を勝たせない力」が働いていたと思う。それでも勝った!これは大きい。
川崎もホームで、ほぼ「勝てば勝ち抜け」の状態なので諦めたりはしていないだろう。また気の抜けない戦いが予想される。