浦和レッズxセレッソ大阪 (2006J1#04、BS1)

昨年、優勝は逃したものの、終盤に一度は首位に立った大阪桜組。今年も開幕から連敗だがこう言うチームは「カチッとはまる」と化けるので油断はならない。

決定機(浦:桜)
15分まで

8 シトンヘッド
 .0 古橋
1 シトン
 .0 河村サイドえぐって
1
30分まで
 .6 モリシボレー
1 ポンテロングシュート
45分まで
6
2
0
1 シトン、ゴールカバーに3人
1
0
前半決定機合計2.1:0.6、ゴール0:0

 エリア内に人を置いてパスは回させても危険地帯でのシュートだけは何とか阻止せんとするセレッソの思惑に近い前半。浦和はなかなか率の高いチャンスを生み出せない。
しかしそれ以上にセレッソがチャンスを作れない。小林監督はサイド攻撃からチャンスを作りたかったようだが、完全に主導権を握られ前半途中からはうちが完封する。
ただ、しっかり守られているのは確かなので、一発にやられないように固い守りをこじ開けることが後半求められた。

60分まで
1
1ゴール小野伸二'47
2
8
2
5ゴールワシントン'57
1
75分まで
 .0 下村ロング
 .1 ピンゴミドル
 .3 西澤ミドル2発
90分まで
9ゴール闘莉王'79シトン闘莉王ツインタワーの崩し
0
1
 .2 西澤
5 アレ
0
0
後半決定機合計3.5:0.6、ゴール3:0
試合決定機合計5.6:1.2、スコア3:0

後半早々に伸二が復帰後初となるゴールをループ気味のミドルで鮮やかにゲットして勝負は決まった。
セレッソは2人掛りでもボールを奪えない。2人で奪えないと言うことはプレスをかけた後には逆に浦和の数的優位が出来上がってると言うことだ。その後PKに見える行為が不問に付されたが問題ない。先制してもハーフウェーラインを越えて上がる闘莉王、ワシントンが追加点、囲んで奪った球が敵の前に転がったのは不運な面もあるが、その時切れ込むポンテに3人行ってワシントンはノーマークに近かった。セレッソのCB陣の分担の甘さが出てしまったのだ。そして闘莉王が落としてシトンがポスト、戻したボールを闘莉王が蹴りこんで止め。
 セレッソは最後まで「カチッとはまら」なかった。まず前線の3人が繋がらず、中盤とも繋がらない攻めても時間を掛けれず潰されてショートパスとポストで崩すお得意の攻撃はできなかった。前線に西澤の他にもう一つ納まりどころを作るのが良いのではないか。監督交代も一つの手かも知れないが、大体複数年にわたって積み重ねていいサッカーを作った監督が翌年ダメだったからと言って解任しても大体結果は出ない。ヴェルディのアルディレスとか柏の西野とかFC東京の原とか(まぁまだガーロは分からないけど)。


 次は横浜、日産スタで首位決戦。左に流れるマルケスのケアさえしっかりやれば順当に勝てる筈だ。