購入した音楽を望む時に死ぬまで聴く権利

iPodの牙城を切り崩せ--競合各社を待ち受ける「長い道のり」 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094125,00.htm

iPodの成功の一因が、iTunes Music StoreiTunesソフトウェアとのシームレスな連携にあるのは言うまでもない。
Appleと競合する各社では、Appleとの差を縮める切り札として、消費者が月額固定料金で無制限に楽曲を聴取できるサブスクリプションサービスに大きな期待を寄せている。大手のライバル各社は、ほとんどが今年中にMicrosoftのソフトウェアをサポートすると見られている。

SONYとか東芝とか巨大なコンテンツホルダーであると同時にハードウェアメーカーでもあるんだからアップルに負けっ放しは悔しいだろう。楽曲を提供しながら虎視眈々と逆転の機会を伺ってるんですよね?(東芝はそうでもないかも?)


で、プレイヤーが並立しだすと外で音楽を聴くだけのために複数種を携帯する(または一部の曲しか聞けないことを我慢する)必要があったりすることになるのか?それは馬鹿馬鹿しい。ベータとVHSと違って劣化ダビングすらできないし。


デジモノに埋もれる日々: 脱・メディア宣言! - 購入したいのは「コンテンツを楽しむ権利」
http://c-kom.homeip.net/review/blog/archives/2006/01/post_246.html

私たちは、記録メディアやデータを購入したいのではなく、視聴する権利を購入したいのです。
「買った音楽をいつでもどこでも聴ける」。
そんな簡単なことを実現するだけのために、ユーザ自身が何度もコピーを
繰り返す必要があるという、そんな現状の音楽鑑賞の仕組みそのもののほうが
実は問題なのではないか

ってことですよ。
この「いつでも」や表題の「望む時」が「好き勝手」を意味しないのは自明であります。

「コンテンツを視聴する権利」を実現するには、結局のところ、個人認証 を行う必要があります。
私のレジストコードが刻まれた機器は、私が購入したコンテンツの再生を拒否しないという保証が生まれる世界になるのです。

これでなんとかなるんだろうか。SONYはベータでの失敗から、その辺は慎重になりそうだし。