いいサッカーは目指していたが

神戸戦はいいサッカーを、少なくとも目指してはいたし、幾名かの選手は執念を見せてくれていた。
だが油断してはならない。2008年度が始まって、いまだに得点の一つもないチーム、勝ち点の一つも上げてないチームは我々だけである。
最悪の結果はいつだってまさかと思う者の足元に罠を張っているのだ。
我々は思い出さなければならない。わずか数年前のこと、


降格から這い上がり順調に力を付け、最終節試合開始前には勝点1差の首位で、目前の1試合に勝ちさえすれば手に入ったリーグ優勝だったのにそれを逃し、翌年コアとなっていた外人選手が退団、ブラジルに帰国してしまったばかりに狂った歯車を、結局修正できずに二度目のJ2降格、一年で復帰を果たせず未だ下部でもがくあのチームのことを!


そして、忘れてはならない。
我々が積み重ねてきたきたものを。
強気で行こう。