伸二とチームについて

レイソルヴェルディは誰が残るんだろうってくらいみんな出て行ってるわけですが、レッズがJ2落ちしたときには、まだ降格制度が始まったばかりであそこがどういうところか分かってなかった面はあったにしても、みんなを(特に山田さんを)引き止めてくれた岡野には本当にいくら感謝しても感謝したりないし、エメ獲得によって居場所を失った彼がまた戻ってきて、一緒にタイトルを取れたのは本当に嬉しい事だった。
 フロントから選手・監督・サポーターって繋がりがあるわけですが、この中で切れるとしたら一番に切れるのは監督で、どれだけオシムシャムスカやその他日本人監督でも監督の良し悪しがチームに与える影響が大きいことが証明されたと言っても、サポーターとつながった選手はおいそれと切っちゃいけない、どんなにサポが少なくても。そう言う意味で米山を放出したことが敗着であり、ヴェルディの崩壊は始まっていたのでしょう。逆に他チームはACLを控えるヴェルディに余剰戦力をレンタルするチャンスかもしれません。まぁ監督の手腕が未知数って言うかおそらくアレなので怖いギャンブルになりますが。


 そして降格の時、その気になればJ1の他のチームにも海外にも幾らでも行く道はあっただろうにチームに残ってくれた俺たちの小野伸二。彼がフェイエから出されてヨーロッパで一時的に引き取り手がないのなら、手を差し伸べるのは俺たちの浦和レッズしかなかったし、浦和でなくてはいけないはずだった(そして実際そうだった)。
 PSV・AZ・アヤックスなどはやはりJには存在しない強豪チーム。
それに今期フェイエは調子が良く、うまく行けば優勝。間違っても来期のCLが待っていただけに、ここでの離脱はかなり残念ではある。
 ただ怪我の多い外国人選手の宿命とも言える。この一年は浦和のために全力であるよりまず一年掛けて根本的に治して欲しい。それで最高の状態でACLへ行こう。
W杯もあるし、その後にはオファーがあるかもしれない。その時は気兼ねなくまた本場の舞台に戻って欲しい。そのための3年契約だしw。