泣いた

超零細浦和系ブログ SSRS:日本創作童話12 風の富三郎
http://homepage2.nifty.com/obakashobo/maric.html

ここにきてみんなはやっと気づいたのでした。
あたかもごっつあんゴールや相手のディフェンダーのマークミスと見えていたことがすべてマリッチ自身のちからであったことを。
フォワードはどれだけ巧かろうと強かろうと高かろうと速かろうと結果を出さなければ値うちがないという言葉を何度も聞いていたにもかかわらず、マリッチを見るときだけはみんなそれを忘れていたのでした。


「あんまり評価を濁すなよ、いつでもサポーター、云うでなぃか。」

だけどそれはもう遅かったのでした。

マリッチ………

「わあ、この相手に負けるとサポーターにうんと叱られるぞ。」
暢久は少し顔色を悪くして云いました。

山田さんwwww


で、マリッチの最後の挨拶はこちら。
ニュース | 浦和レッズ | URAWA RED DIAMONDS
http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=2298

自分のサッカー人生の中で、最高の時を味わう事が出来ました。
昨日、天皇杯のタイトルを取ってそこで強く思った事は、浦和レッズのサポーターは、日本一という事はもちろん、自分は10年間ヨーロッパでプレーしてきましたが、そのキャリアの中でも世界一のサポーターだとつくづく思いました。
浦和レッズは、本当に素晴らしいクラブです。皆さんには、今のまま、浦和レッズを応援して欲しいと思います。この5ヶ月間、本当に素晴らしい体験が出来ました。
最後に、皆さんお元気で。レッズは永遠に最高のクラブです。皆さん、本当にレッズをこれからもよろしくお願いします。 

「アリガトウ・ゴザイマシタ。」

ありがとう、マリッチありがとう。「スーパーなFWじゃない」とか散々言ってごめんな。