浦和レッズ×清水エスパルス (天皇杯決勝、NHKh)

明けまして浦和レッズ

浦清決定機
15分まで
 .5
-
 .1
1
30分まで
 .1
 -
 .6
45分まで
 .1
3
7 ゴール'28堀之内。


決定機数前半、浦:清 1.1:1.4
浦和3-6-1、清水4-4-2のフォーメーション。不安視された細貝も初っ端以外ミスはなく、カップ戦決勝らしく締まった試合になった。
前半はプレスで前を向かせずに速攻を掛ける清水の思惑通りの展開と言える。
浦和は奪われないのはさすがだが攻撃の形に持っていけない。特に岡野の動き出しと長谷部の持って上がりにいつものキレがなかった。特に中盤は押されっぱなしで動きも悪く、5対5なのに戻りがない局面もあるなど、レッズの調子の悪さが際立った。15分から30分まではノーチャンスだったが、酒井が岡野に裏側に飛び出るように指示を飛ばし*1その直後から浦和は活性化しだす。そしてセットプレイでの波状攻撃からアレックスのクロス、井原も絶賛の動きで堀之内が相手DFの前にするりと入り込みヘッドで先制点。


さて後半、
60分まで
 -
 -
 -
8
 .1
 -
1
 .1
 .4
 .1
75分まで
 -
3
-
5 ゴール'73マーーーリッッチ!!
90分まで
 .4 ゴール'76市川
 -
4
決定機数後半2.1:1.2
合計3.2:2.6


後半ロングボールとサイドアタックからショートムーブ・ショートパス・追越しフィニッシュに戦術主体を変更してきたエスパルス
浦和は前半以上に試合を支配されるも粘り強くコースを切り完全にフリーにはさせず地道に精度を落とし続ける。相手ミスから山田さんがGKと1対1のチャンスを作るが西部に阻まれゴールならず。一瞬嫌な予感がよぎるがギドは岡野を外し山田さんを右サイドへ回して対応、その後もピンチを凌ぎ続け「このコーナーキックを防げば流れが来る!」と予感した後、長谷部・ポンテ・赤星とつないだ流れるようなパスワークから右サイドのポンテが中にクロス、粘り強くテリトリーを確保したマリッチが倒れこみながら足を伸ばしてシュート!右上隅に突き刺さるゴール!
直後にセットプレイの混戦から市川に決められるものの平松が考え難い異議での2枚目のイエローで自滅。清水もマリッチゴールが決勝点になるように盛り上げてくれましたwそのまま赤星の小憎たらしいボールキープも堪能しつつ試合終了。


天皇杯優勝!!2007年ACL出場権ゲット!!マリッチ伝説完結!!
マリッチありがとうマリッチありがとうマーリッチ!
そしてギドと岡野と一緒にタイトルだ!

*1:TV解説による