クローズアップ現代:食の乱れは直せるか を見た

1日あたり500万tの食材が捨てられる日本の子供たちの間での食生活の問題と対する取組みを特集。
食育基本法」なるものが制定されたが成果はまだ芳しくないらしい。



■例えば給食。ブロッコリーの炒め物が4割も食べ残されて、その他もろもろ合わせて1〜2教室分に匹敵する量の給食が廃棄になっている映像に愕然。休みの子がいた時に争奪戦なんか起きないのかね最近は。まぁ俺は小中の頃はクラスで1・2番目に小さかったので参戦しなかったが。


■例えばある子の食事、朝食夕食ともに「月見うどんとオレンジジュース」。それだけ。で、親からのレポートに「子供の意思を尊重」とか書いてある。


□菓子メーカーの広報が小学校を訪れて正しい食生活の授業を行っているらしい。「食べ過ぎはやめよう」とか言って。菓子屋がやるだけに子供に説得力があるらしい。
多分ここ↓ポテチが教材だったし。

カルビースナックスクール
http://www.calbee.co.jp/snack-school/school/

メーカーも「子供に勧めたくない間食」のイメージを払拭しようとしてるらしい。


□食農教育、南国市では子供達に20種以上にもなる野菜を自らの手で作らせてそれを食べさせる授業を行っているらしい。

参考↓
子供の食(3) 農家が先生 野菜作り : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20050707us41.htm

それまで食べれなかったピーマンを自分で作り食べた結果、全く平気になった子供もいたらしく、偏食と食べ残しに著しい効果があるそうだ。
食べるために農作物を作ると言うありがたみが解るからだろう。蕪を抜いて大喜びする子供の顔が印象的だった。



俺の場合は子供の頃からほとんど好き嫌いはなかった。人参がトマトが嫌いとか意味が分からなかった、今でも分からない「どこを嫌い?」って感じだ。セロリ・茄子・椎茸は苦手だったが全部食った。親から厳しく言われるまでもなく残すことなど考えられなかったし、大皿の料理など弟妹の倍は一人で食った。大人になるにつれてそれらの味も分かるようになった。世の中の美味いものは増えていく一方だし、「何だこれ不味いな」と思っても箸の止まることなく食し続ける。味よりも嚥下することに喜びを見出してるのかもしれない。
重要なのが米だ。不味いもの単体でなら食べれないこともある気はする。だがご飯と一緒になら大概のものは食えそうなイメージが湧く。


専門家は根底にあるのは親の問題と見ている。親が子供が望まないものを食べさせる際に生じる手間をストレスと感じて回避していると言うのだ。確かに到底学校だけの努力でできるものではあるまい。
初期段階の子供の意思なんか動物のそれなんだから、そんな欲求に従わせてて人としての豊かな喜びを放棄させてどうする、と思う。やはり親として子供を育てるからにはその子が「伸びる」ことを第一の喜びとしたいものだ。子供ができたことない俺が言っても説得力はないがw。





http://www.kanshin.com/keyword-665626
まぁそういう訳でオリーブオイルポテトチップ↑は美味いよな!<激しくマテ