浦和レッズ 2 - 0 サンフレッチェ広島 (2005・17節、埼スタ)

完勝だった。広島は特に何もできず、起点となるべき局面一つ一つで浦和の網を破れなかった。
中盤底の森崎和が後ろを向かざるを得ないシーン、リードされてるにも拘わらず最終ラインでただ回すシーンを浦和サポーターはニヤニヤとあるいはブーイングを浴びせながら眺めていれば良かった。
何よりも広島は3トップ大木・佐藤寿人・森崎浩の所で全くボールを落ち着かせる事ができず、それゆえに服部・駒野の強力な両サイドを活かすことも出来なかった。
浦和SBの裏、特にアレックスの裏を突けなかったのが広島の敗因と見ていい。
柏との違いはビルドアップ後、闘莉王に潰されるのが早いか周りに繋ぐのが早いか、
及びプレスにて長谷部が足下に納めるのが早いか潰すのが早いか、
僅かだがここの差が決定的であった。
獅子奮迅の働きをした二人は浦和の誇りだ。

山田さんを外し中盤の運動量を上げたのが浦和側の勝因。
1週間近く空くしまた中断だが、次節は永井か長谷部を休ませたい。