中澤が右膝関節炎で離脱して茂庭が呼ばれた件

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注射打ってまで引分け上等・所詮アジア相手の北朝鮮戦に強行出場させた結果が世界相手のコンフェデで最も頼れる男を使えないことに。
ジーコ氏のプライオリティはとにかくその試合の1勝に全力投球するのみで、未来はおろか数戦の先行きさえ頭にないように見える。
まだ勝ってるうちは「哲学」で済まなくもないけど勝てる試合で負けた時点で批判の対象になる。


そんなに「その試合に全力を尽くす」ってのは一度足りとも崩せないものなのだろうか。
確かにちょっと調子が悪かったり、相手が弱かったり、突破を決めるまでの条件が簡単だからと言って主力を外したりすると、その「緩み」みたいなものが選手に蔓延してしまうことはあるかもしれない。

浦和の監督オフトもギドもその考え方がある(あった)様に思う。
怪我の完治しない選手を使ったり、交替が遅かったりする。
テストの場合は大幅に入替えはっきりテストと分かる布陣で臨む。誰が入っても抜けてもチームが成り立つように一人ずつ入れ替えて行く感じのスタメン入れ替えは無い。選手に優先順位があって出れる以上優先順位の高い方を出す。ベンチにも入れない状態になってようやく出さない。
そのやり方は継続性は薄いが、選手をパーツとして見ないと言えるかもしれない。
でもそれで選手が故障してしまってはパーツ以下の使い捨ての駒になってしまうだろう?


コンディションを意にしないと言うか軽視する思想はどこから来るのだろう。自分個人の考え方としては選手は体が資本、決して壊すことのない様に休ませ休ませ使いたい。そのために交代できる選手は日ごろから用意して育てておく。ってやり方の方が基本に思うのだが。
中澤の負傷は明らかに無理をさせたことが原因だろう。

結果を得るために時には犠牲も必要だろう、本人が納得ずくの場合もある。それでも中澤はコンフェデで日本の力になることが出来ないし、それは間違いなくジーコ監督のミスだ。

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