「日本の、これから」を見ている。2

「チャレンジして勝ち取った人間」が「殆ど」を持って行く世の中が加速していると思う。
結局一億二千万の人間で、あるいは60億の人間で造り出せる物は限界がある。
全ての人間が勝つ事は不可能だ。全ての人間が負ける事もそうはないが*1、多くの人間は勝つためでなしに社会をうまく回して行くための歯車として生きている。勝たんでもいい。負けなきゃいい。

さらに現在、核家族を好む人間が増えている。努力はいいが、競争に敗れた時に失うものが多くては簡単に一敗できない人も多いだろう。

現在のようなチャレンジしないと底辺に追いやられる世界が進むと「社会の歯車」である人達が生きにくい。


全てを失う事も覚悟でチャレンジする勇気と能力を持った人も重要だ。極めて重要だ。
ただできれば勝負したい人は勝負したい人達同士で奪い合って欲しい。やる気の無い人間を巻き込むなw。


「勝負師」も、「社会の歯車」もそれぞれ生きて行きやすい『バランス』が大切だと思う。
どちらかに寄ればいいと言う物ではない。


金子勝氏の意見に共感している。

*1:核戦争で死滅すれば全員負け組か?