サッカーマガジン1000号達成とジーコ岡田対談

牛が淵、九段下の駅をおりて坂道を

浦和系の掲示板ではダイジェストの人気が高いようだが、データのまとめ方やポイントの付き方がサカマガの方がうまい気がする。なんか大きく外す事も有る気がするが。
サカダイはその意見を参考にするために立ち読み。サカマガはそのデータを押さえて後で自分なりのまとめを作る為に購入。そんなパターンが多いと思う。


 岡田監督とジーコ監督の対談は面白かった。ジーコが思ったより理的な面も考えている事が分かり収穫だった。彼自身が代表選手だった事もあって、選手との心の機微を重視してるらしい事、予選中ジーコ自身は動じてなかったらしい事が分かった。
 しかし今回語られている事は、ピッチに立った後での事が大半で、チーム作りと言うピッチ前の作業はやはり希薄だったように思う。コンセプトが無かったわけではない。「全員がシュートを撃つべき」とか「シンプルに2本3本のパスでシュートまで行く形」「ボールを効果的に速く動かし相手をバタバタさせる」「守りに関しては相手が強いほど一番いい所をどう封じて行くかが重要」などだ。それをどう作って行くかはあまり語られていなく、試合でもそんなに印象はない。ただ「練習でやっていた形」との発言もあり、またJリーグでやっている事を重視しているのかも知れない。
 このインタビューを読んで「日本人は頭はいいが戦術的理解は深くない」との言葉*1を思い出した。

*1:誰だったか