浦和レッズ 4 - 1 アルビレックス新潟 (2004J2nd第5節,BS1)

原宿

ここまでの4試合とは違い、徹底的に相手が引いて来る事が予想される新潟戦。実際前節一人少なくなっても名古屋を完封した4バックではなく3バックの布陣をしいて来た。そして開始序盤にカウンターから裏を突き決定的なピンチを掴まれるが新潟FW陣の連携がうまく行かず、失点は免れる。
その徹底守備に対して浦和は早めのシュートを打つが、ちょっと距離が遠過ぎ、有効な一撃にならず。やや焦れているような印象を受ける。審判の判定に食って掛かり、オーバーに反応するアルパイ・山田、嗜める長谷部。おいおい逆だろう、落ち着け大人。
浦和は引き続きパスを受ける為のムーブとそこへの展開がうまくできている。焦りこそが大敵の筈。
そして浦和は最大の弱点であったセットプレイと相手のオウンゴール絡みで点を奪いまた前半で大きくリードした。

前半のチャンス数と試合の流れは以下の様。
 15分 チャンス 1:1 スコア 0 - 0 。
 30分 チャンス 3:0.5 スコア 2 - 0 。
 45分 チャンス 1:1 スコア 1 - 0 。
前半終了 チャンス 5:2.5 スコア 3 - 0 。


ハーフタイムのコメント
新潟・反町監督「失点は残念な形だったが崩されている訳ではない。ゲームプランは続行、矛先を変えて流れを呼ぶ。リスクは最小限に押さえる。」

浦和がセットプレイから2点も決めるなんて約束が違う!と言った感じだろうか。自分もそう思ったw。

浦和・ブッフバルト監督「セットプレイでしか決めれなかった。新潟も悪くなく後半は風下になるのでしっかりやること」


後半開始早々浦和はミドルシュートの嵐を浴びせる全部まとめて決定機1以上の価値はあるだろう。しかし新潟もエリア内での決定的なシュートは許ず、ゴールも許さない。ところが、エメルソンが解説言う所の「全くの個人技」でマークに付いた新潟選手の間をミドルシュートで打ち抜くと見事に左隅に突き刺さる。止めれる訳がない、脱帽。
しかし浦和も山田さんがクロスボールに入ったエジミウソンを蹴ってしまいPK。またも完封はお預け。

まぁPKは山田さんのミスだったが、累積で次節出場停止になるアルパイに代えて内舘を投入したのはどうなんだろう。堀之内に経験を積ませるべきじゃないだろうか。
そして山瀬の怪我が心配である。

大差で勝ったが、まだ内容的に凄くいいとは言い切れない。