米東部で「17年ゼミ」大発生
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040426i506.htm :読売オンライン
むかーし昔、「月刊OUT」*1と言うアニメ系の雑誌があって、そこに「山茶花留依」と言う読者が連載日記漫画を描いておった。読者が?と言うなかれ、アットホームなノリの雑誌だったのだ。
連載途中で山茶花氏はアメリカに留学する。仕事だったかも知れない。そしてその日記は「あるみか通信」となり、続いたのだった。アルミ化?と聞いてはいけない、アメリカの事だ、語感で解ってくれ。
…
ある月のネタが「17年ゼミ」だった。
アメリカでは蝉は毎年現れるのではなく、周期ゼミと言って17年とか13年に一度大量発生するらしい、しかも一部地域のみ。話はずれるが日本アニメファンの米国人があの「みーんみーん」言う擬音はなんだ?と聞いていたページを思い出した。
(http://www.tekipaki.jp/~moonlight/misc/de_kaalchuun.html:ANIMEを通した日本)
17年分いっきに生まれるだけあって樹木が覆った蝉の泣き声で唸り、壁が蝉でびっしり、死骸が道路を埋め尽くし、公園のリスが捕らえて食す程大量に発生するらしい。
そのマンガでは老婆が「もうそんなになるんかねぇ」と怯える様が描かれていた。自分はどうでもいいことを良く覚えているのだが、描かれていた。その老婆はまだ生きていればまた「もうそんなになるんかねぇ」と怯えているのだろう。17年に一度の悪夢に。
そこで気づいた、そう、17年は自分の身にも通り過ぎているのだ。「月刊OUT」でその連載を読んでから17年…。「も、もうそんなになるんかねぇ」。
そういやアニパロコミックスで連載してた浪花愛さんの娘さんとか今頃いい年の筈だよな。巣田祐里子さんとかどうしてるんだろうか、いやはや「もうそんなになるんかねぇ」。
17年ゼミに関してはこちら↓
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/wieder/21:きのこ大学
なぜ13年と17年になったのかも書いてあります。