市原 3 - 0 Fマリ (BS1)

チェ・ヨンスを失って足下におさまる選手なしに上がりを掛ける去年までの戦術をオシムがどう成立または修正させるかに興味を持って見た一戦。(参考やまかん)
市原が小気味よいショートパスで引き付けてから一転ロングランとロングパスで前方に勝負所を作って行く展開で、なるほど個人でキープできないのをチームとしてやるのか?と思った。
鞠は昨季同様、様々な距離のパスワークから崩してチャンスを作ろうとしてる様だが、市原のプレスの前に迷った挙げ句に後ろを向いてしまい、戻してもそこで一悩みして次のプレスを受けると言った感じで積極性が感じられない。
さらに当りの弱さが目に着き、一つ体のぶつかり合いがあるとその後にはほぼ市原ボールになっている。

なんか先週負けてやっぱりまずいのかと思ってた市原の方が強そうですよ?と思っていたら、
右からのクロス 跳ね返され鞠が拾いそうになるが市原も詰める。それが功を奏したか遠藤がクリアミス、マルキーニョスが落とし、その球を佐藤が地面に着く前に蹴っ飛ばす。これが見事に左隅に決まるロングシュートになり市原先制。
苦しい鞠はドゥトラが怪我をし前半で交代。中西を左SBに下げ上野をボランチへ。素晴らしい選手層と思ったが、その矢先また左サイドでショートパスの連携に松田中澤がそちらに釣られ、その中澤の裏側にクロスボール、田中隼磨があっさりマルキーニョスの侵入を許しヘッドで決められ追加点を許す。
さらに最終版にPK食らって勝負あり、松田のイエローは厳しい様に思ったが脚が上がったからだろうか。

攻勢に転じなければならない鞠だったがやはり前半同様迷いが全てを遅くさせていた。
この原因だが、FWマルキーニョスがいなくなってフリーランニンガーがいなくなったのが迷いの原因ではなかろうか、だからこそ佐藤でなく清水が先発しているのだが、うまく機能していないと言う事だと思う。

で、最初に触れた問題だがテレビではいまいち分からない部分もある<ヲイ。
オシム監督も

今日は最高の試合だった http://www.jsgoal.jp/club/2004-03/00006448.html[ J's GOAL ] 

とコメントしており、一過性のものでないかどうか見極めは着かなかった。
でもやっぱり、ジェフは今年もこういう↓事なんだと思う。

「いまは冬だから走らないとダメでしょう。走らなかったら風邪をひくでしょ」 (同上)

04/03/22
参考↓やまかんさん の観戦記
http://suk2.tok2.com/user/yamakan/?mod=day&y=2004&m=03&d=20&a=0
内容、完全にダブってなくて良かった<ヲイ