日本 2 - 1 レバノン (TV)

む、何とか勝利。最低限のノルマは達成。
http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/20040316.html
↑試合内容

攻撃的に1ボランチにしてるかと思ったら、「名前が前なのに後ろにいる(byセルジオ越後)」前田遼一ボランチぎみに後方も担当している、で、中々上がらないように見えた。
まぁチーム全体的にはモニワも上がるし、攻撃的な所もあるのだが、ちょっとした相手のプレスですぐボールを放し過ぎる様に感じた。競り合いの最中には懸命にキープしようとするのだが、相手が寄って来て味方が見えるとすぐ回してしまう感じ。
で、バックパスで折角のカウンターを遅らせたり、パスミス等で逆にピンチになってたシーンも見受けられたと思う。
大量得点を取らなければならない試合で安全を追い過ぎる様に思った。相手が引いて来るのは分かっているので、ガンガン放り込んだ方が良かったのじゃないか。最終的に一点差で同点にもされた物の、基本的に負ける試合じゃない。ちょっとした安全より圧倒する事を選ぶべきだった。

前田も課題は分かってるようで。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040316-00000072-spnavi-spo.html

「ポジションは違っても、役割は一緒。シンプルにはたいて飛び出すこと。山本監督からは、ビルドアップをするときは下がれと言われた。一回下で受けて、それから飛び出せと。ただ、今日はバックパスが多かった。しっかり落ち着いて、もっといいパスを出したい。(チームが失点したときは)全然いけると思った」

よりゴールの近くに、より広いスペースを、作り出し、
よりフリーな形で、より適性のある選手を、走り込ませ、
よりカットされにくく、より扱いやすいボールを、送り込む
これを同時にタイミングを合わせて行うための動き、が重要と思うが、
石川が「フル代表よりも上」と自称した「人もボールもよく動く。その動きの質の高さ」は勝ち越しのシーン他ちょっとしか見れなかった様に思う。

アテネ組はシドニー組より、個で劣るが組織は上ってのはマユツバじゃないのか?なんて事まで考えた。